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便秘について 腸内環境について

「うんこ」をチェックすることで、腸の健康度がわかる

投稿日:8月 5, 2018 更新日:

小腸を大腸のように変形させることができる

消化器外科医師の石井洋介先生は、中学3年生のころ、何度か血便が出たのですが、なんだか怖くて、黙っていました。すると高校生になってすぐ、治療法がない難病の潰瘍性大腸炎を患っていることが判明しました。

検査や治療が妨げになり、通学を断念。フリーターをしていたある日、事故に遭いました。病院に運ばれ、損傷した大腸を全摘出する手術を受けた結果、人工肛門になったのです。

これからの一生を人工肛門で生きなければならないという現実は、19歳の石井先生にとって、それは大きな打撃でした。心がすさんで、「もう死んでもいい」と悲観したこともありました。

しかしその後、大腸を全摘した後でも小腸を大腸のように変形させることができると知り、その技術を持った先生を訪ね、人工肛門を閉じる手術を受けることができたのです。

「こんな手術ができる外科医ってすごい!」と、石井先生は感動して、そこからは猛勉強。22歳で医学部に入学し、卒業後は、憧れの元主治医のもとで、医師としてのスタートを切りました。

 

 

うんこはまさに大腸からのお便り

しかし、ほどなくして身に染みたのが、外科医にできることの限界です。大腸ガンは、見つかった時点で、すでに手遅れというケースが多いのです。

大腸ガン検診の受診率は、欧米では7割以上ですが、日本は当時、3割程度でした。

そこで、「どうすればもっと大腸ガン検診に親しみ、興味を持ってもらえるか」と考えた結果、石井先生は、2013年に「日本うんこ学会」という団体を、仲間といっしょに立ち上げました。

石井先生たちの目標は、便の正しい知識と大腸ガン検診を普及させること。「うんこ」は決してタブーではなく、チェックすることで腸の健康度がわかる、まさに大腸からのお便りなのです。啓発活動を続けてきた結果、興味を示してくれる人がふえてきました。

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