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便秘を予防するために

トイレでいきみすぎると頑固な便秘になってしまう可能性が

投稿日:2月 16, 2018 更新日:

交感神経が優位になり便が出にくくなる

朝、トイレで便がなかなか出ず、強くいきんで便を出そうという人は少なくありません。全くいきまずにスルッと便を出すというのは無理がありますが、強くいきみすぎる状態が毎日続くと、便がさらに出にくくなり、ひいては頑固な便秘になってしまう可能性があります。

そもそも、強くいきむという行為は、自律神経(意志とは無関係に血管や内臓の働きを調整する神経)の一種で、体を活動的にする交感神経を優位にさせます。

自律神経は、交感神経と体を安静にする副交感神経がバランスを取りながら成り立っています。交感神経は、車でいえばアクセルに相当し、この働きが優位になると血管が収縮して血圧も上がります。副交感神経は、車でいうとブレーキに相当し、この働きが優位になると血管が拡張して血圧は低下します。

この交感神経と副交感神経は、うまくバランスを取りながら作用していますが、現代生活においてそのバランスがくずれがちです。自律神経のバランスがくずれると心と体の不調が起こりやすくなってしまいます。

 

 

話を戻しますが、トイレで便を出すときは、本来、副交感神経が優位であるべきです。副交感神経が優位なときは、腸の働きが活発になってぜんどう運動(内容物を先に送る運動)が活発になるためです。

それが、強くいきみすぎていると交感神経が優位になってぜんどう運動がうまく行われず、便が出にくい状態になってしまうのです。

また、強くいきんで硬い便を無理に出そうとすると、切れ痔が起こりやすくなります。切れ痔があると、痛みで排便をためらいがちになり、便がいっそう出にくい状態に陥ってしまいます。

さらに、強くいきみすぎると、直腸瘤ができる恐れもあります。直腸瘤とは、出産経験のある更年期の女性に多い病状で、肛門近くの直腸下部にコブが生じ、そこに便がつまって排便がしにくくなります。

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