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腸内環境について

腸にとどまった硬い停滞便を押し出す腸内環境を作る

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弛緩性便秘では水分の補給も肝心

少食に陥ることで、腸を刺激してぜんどう運動を促したり、便のカサを増やしたりする働きのある食物繊維が足りなくなれば、便秘は悪循環に陥ってしまいます。

また、少食による水分や植物油の摂取不足も問題です。高齢者は体の機能の衰えによってのどの渇きに気づきにくく水分不足に陥りがちです。また、年とともに油っぼいものをとりたくないと感じる人も多いでしょう。

ただ、弛緩性便秘は、便が長時間にわたって大腸に停滞した結果、便の中の水分が必要以上に奪われて硬い便になるという特徴があります。当然、水分不足に陥ればこうした傾向はさらに助長されます。

また、オリーブ油などの植物油には便の滑りをよくしてスムーズに排便させる作用があります。油の摂取不足に陥れば、こうした効果も得られなくなります。

すでに少食に陥っている高齢者に、「便秘解消効果のある食品をたくさん食べてください」とすすめるのは、あまり現実的ではありません。

ただ、少ない食事量の中でも、腸内の善玉菌を増やしたり腸のぜんどう運動を促したりする効果のある食品をとることで、腸にとどまった硬い停滞便を押し出す腸内環境を作ることも決して難しくはないのです。それには、ふだんの食生活でとる食品選びが非常に重要になるといえるでしょう。

 

 

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