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高齢者の便秘は小食が原因!特に朝食は抜かないほうがよい

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質の高い便作りには食生活が非常に重要

大腸がたるむ「タルミ腸」などが原因で起こる高齢者の弛緩性便秘の解消には、たるんだ腸を支えて便を押し出す力の源にもなる腹筋の強化が重要です。

しかし、こうした便秘を解消するには、腹筋の強化とともに食生活の見直しも不可欠です。というのも、腸の働きを正常に保ったり、適度な軟らかさや量を備えた質の高い便を作ったりするのに、ふだんの食事は非常に重要な役割を果たしているからです。

ここでは、東洋医学の考え方である「食養生(食べて命を養うという意味)」を参考に、食べて腸を養う「食養腸」という概念を考案し、便秘の治寮を行ううえで、食生活を非常に重要視しています。

では、そもそも弛緩性便秘を助長する高齢者の食生活とは、どういつたものなのでしょうか。

 

 

朝食を抜けば、排便の大きなきっかけを失う

高齢者の弛緩性便秘を助長する食生活として一番問題となるのは、少食でしょう。年とともに食が細くなったと感じている人は多いと思いますが、少食は便秘の悪化を引き起こす大きな原因となります。

少食に陥ると、便の材料となる内容物そのものが不足してしまいます。ロから入る食べ物の量が減れば、当然ながら、便のカサは小さくなり、便意を感じにくくなったり、スムーズな消化・吸収・排泄というサイクルが機能しにくくなったりするのです。

特に朝食をとらなくなるのは問題です。なぜなら排便にとても重要な腸のぜんどう運動(内容物を先送りする働き)のうち、最も強い動きをする大ぜんどうが起こりにくくなるからです。

こうした腸の運動は、食べ物が胃に入ることで起こる「胃・結腸反射」によって発生します。しかも、日に数回起こる大ぜんどうのうち、朝の大ぜんどうは最も強いものなので、朝食を抜けば、排便の大きなきっかけを失うことになります。

少食に陥ることで便秘は悪循環に陥ってしまう

また、少食の人では、健全な腸の働きを維持するのに必要となる、さまざまな栄養が不足しがちになります。特に、腸内環境やぜんどう運動を健全に保つのに効果を発揮する乳酸菌や食物繊維などの摂取が不足すると、やはり便秘の悪化を招くことになります。

私たちの腸内には、100種類以上、100兆個もの腸内細菌が住み着いています。これらの腸内細菌は、私たちの体に有益な働きをする乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌と、逆に体に弊害をもたらす大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌に大別され、両者が絶えず勢力争いをしています。

弛緩性便秘の人の腸内では、善玉菌の数が減って悪玉菌が幅を利かせています。悪玉菌が優勢な状態では、本来は酸性が好ましい腸の中のpHがアルカリ性に変わり、ぜんどう運動に異常が生じたり滞った消化物の腐敗が進んで老廃物も多くなったりします。

少食に陥ることで、腸の善玉菌を増やすのに役立つ乳酸菌(特にみそやしょうゆに多い植物性乳酸菌)や、同様に腸の善玉菌を増やすうえ、腸を刺激してぜんどう運動を促したり便のカサを増やしたりする働きのある食物繊維が足りなくなれば、便秘は悪循環に陥ってしまうというわけです。

 

 

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