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便秘を改善する食べ物・飲み物 腸内環境について

便秘の漢方薬は、効きめが緩やかで副作用も少ないわけではない

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服用後に腹痛や下帝を起こすこともある

医療の現場では、さまざまな場面で漢方薬を使うことが増えています。漢方薬は、その人の体質・病状・現れている症状などから病気を総合的に判断し、いくつもの生薬(植物や動物、鉱物の一部をそのままか、少し手を加えた薬の材料)を組み合わせて、オーダーメイドの処方をするのが基本です。

便秘の治療においても、体質や生活習慣を重視して処方するので、一種類の漢方薬によって複数の症状が改善するケースも珍しくありません。

とはいえ、漢方薬だからといって、一般に考えられているように、効きめが緩やかで副作用も少ない、というわけではないのです。実は、腸を刺激するタイプの強力な下剤は、漢方薬で使われている生薬の大黄(だいおう)やセンナに含まれているものとよく似た成分で構成されています。

また、漢方薬の下剤の大半に含まれているセンノシド(センナの有効成分)という成分は腸刺激作用が強すぎて、服用後に腹痛や下痢を起こすこともあります。

このように、漢方薬といっても、決して作用が穏やかなものばかりではないので、服用のさいは西洋薬の下剤と同様の注意が必要です。

 

 

腸内環境をよくすることが大事

しかし、どうしても便が出ないときや、おなかの張りで苦しいときの窮余の一策として使うのなら、漢方薬は強い味方になってくれるでしょう。

その場合には、大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)をおすすめします。大黄甘草湯は、漢時代の便秘薬として古典書にも載っているほど有名な処方で、現衣でも便秘の標準治療に活用されています。

大腸刺激性の下剤成分を含んだ大黄と、便秘による腹痛や排便痛を緩和する甘草という2種類の生薬を組み合わせたシンプルな処方ですが、初日に8~9割の人の便秘が改善するほど速効性を発揮しています。

しかし、漢方薬を使った治療の場合も、腸内環境がよくならないかぎり、便秘が根本的に治ったとはいえません。病医院の治療のほかに、患者さん自身もふだんから食物繊維が多く栄養のバランスが取れた食事をとり、腸に適度な刺激を与えるストレッチなどの運動を習慣にすることも必要です。

漢方医や専門の薬剤師に処方してもらおう

さらに、漢方薬といえども常用するのは禁物です。大黄甘草湯は顆粒タイプのエキス剤としてドラッグストアでも市販されていますが、漢方薬は体質や症状に合わせて正しく処方してもらうのが原則です。

薬である以上、持病のある場合や体調が患いときなどは副作用の危険もあるため、漢方医や専門の薬剤師がいる薬局で処方してもらい、ましよう。

また、デトックス(毒出し)効果があるとされているお茶やサプリメント(栄養補助食品)にも生薬成分が含まれている場合があるので、安易に飲むのは要注意です。その点をよく調べてから利用することをおすすめします。

 

 

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