便秘が治らない

なかなか便秘が治らない人にお役に立つブログ


便秘について

便秘は、「たかが」ではすまされない「万病の元凶」

投稿日:

高血糖・高血圧・ボケ・ウツとも関連

「便秘は万病のもと」。こういわれるのは、腸が消化・吸収や排泄だけでなく、免疫(病原体から体を守るしくみ)を担う重要な臓器だからです。

便秘が高じて免疫力が低下すれば、カゼやインフルエンザ、肺炎、結核、胃腸炎などの感染症、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー病、食中毒などを招きやすくなります。

そのうえ、ガンも免疫力が低下したときに発生しやすくなります。便秘によって発ガンを促す有害物質が腸内に増えることもわかつており、便秘の解消はガン予防の決め手ともいえます。

また、大腸の粘膜に慢性炎症を起こし、腹痛・血便・下痢が生じる難病として知られる慢性大腸炎も、実は免疫異常によるものではないかと考えられています。

 

 

一日も早く解消する手立てを講じる

さらに、悪玉菌が作り出すアンモニアは、肝臓で解毒されますが、便秘が何週間も続いてアンモニアが大量に増えると肝機能が低下したり、解毒が追いつかずに高アンモニア血症を招いたりします。

アンモニアは神経毒性の強い物質なので、最悪の場合には、脳の神経細胞の働きが著しく低下して意識障害を起こす肝性脳症を招く心配もあります。

しかも最近は、腸内環境を良好に保つことが、高血糖や高血圧、脂質異常(高脂血)、メタボリックシンドローム、動脈硬化といった生活習慣病のほか、認知症(ボケ)やウツの予防につながることを示唆する研究結果も、多数報告されています。

以上のように、便秘は、「たかが」ではすまされない「万病の元凶」であることがおわかりいただけたでしょう。便秘はまさに「百害あって一理なし」。一日も早く解消する手立てを講じることが、全身を元気で若々しく、そしてすこやかに保つ最大の秘訣といえるでしょう。

 

 

-便秘について

執筆者:

関連記事

便秘のかげに重大な病気が隠れていることもある

アレルギー疾患が起こりやすくなる 大腸がんや大腸ポリープなどの腸の病気や、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科の病気、甲状腺機能の異常、神経疾患などのために便秘が起こることがあります。大腸に憩室(けいしつ …

便秘を専門に診察する「便秘外来」

生活指導だけで大半の便秘は改善 「便秘外来」開設当初は、医師の間でも「便秘で病院へ行くなんて」という意識がまだ色濃くありました。その後、研究が進み、便秘が全身の健康を害する大きな原因となることが明らか …

便秘に影響する腸内環境は生活習慣によって大きく変化する

高齢でも若者以上に腸が若い人がいる 一般に腸は、加齢とともに衰えると考えられがちです。しかし、腸の働きは、腸内環境、つまり腸内細菌のバランスに大きく左右されます。腸内環境は、年齢よりもその人の生活習慣 …

60代以上の高齢者にも便秘に陥る人は意外に多い

高齢者の便秘は早期の解消が必要 便秘というと、20~30代の若い女性がよく抱える悩みのように思われがちですが、60代以上の高齢者にも便秘に陥る人は意外に多いものです。しかも、高齢者では女性にかぎらず男 …

自律神経が乱れが便秘を起こす

腸のぜんどう運動を活発にする 便秘を解消するためには、腸内環境を整えることが重要です。では、そのために、どんなことが大事なのでしょう。 最も重要なポイントは、腸のぜんどう運動です。ぜんどう運動というの …

PR