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健康雑誌の記者も体感!便秘解消に効果のある「顔もみ」

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やっと排便してもいつも残便感がある

過敏性腹症候群という病気の名前は、テレビや新聞などで、皆さんもしばしば耳にしたことがあるでしょう。

過敏性腸症候群は、ストレスなどが原因で、慢性的な下痢や便秘、腹痛をくり返す病気です。日本では、5~10人に1人がこの過敏性腹症候群に悩んでいるともいわれています。

某健康雑誌編集長の小川さんも、病院で診断されてはいませんが、この過敏性腸症候群に該当する症状に悩んできました。仕事柄、日々多くのストレスにさらされているせいかもしれません。

小川さんの場合、1週間も便秘するわけではありませんが、常時便秘ぎみで、やっと排便があったとしても、いつも残便感がありました。トイレに座っている時間も、15~20分と、長くかかるのです。

 

 

便をふさいでいたふたが取れたよう

そんな小川さんがたまたま見つけた排便を促す方法が、今回、ご紹介する「顔もみ」です。

2~3年前、小川さんは、トイレに立っているとき、便意が起こるのを待って、ほお骨の辺りをもんでいました。目の周囲には、目に効くツボが集まっていますから、疲れ目を解消するつもりで始めたのです。

また、小川さんは以前、雑誌で、ナガタクリニックの長田裕院長が考案された「顔もみ」の担当をしていたので、その影響もあったかもしれません。

握りこぶしを作り、人差し指と中指の第2関節で、ほお骨のいちばん高いところをゴリゴリと押していました。すると、突然、便意が起こり、ピーッとすごい勢いで便が出たのです。普通は便意が生じても、ある程度の時間、排便を我慢できるものです。しかし、このときは我慢する間もなく、いきなり出ました。

小川さんは、本来1回の排便で出るべき便の途中にふたがあって、出るべき物がじゅうぶんに出ない感覚につきまとわれていました。そのポイントを押した際は、そのふたが一気に外れたような感じがあるのです。

それ以来、便秘ぎみのときは特に注意して顔もみを行い、その効果を確かめました。すると、確かに顔もみは、排便を促す効果があるのです。

トイレの便座に座ってから始めましょう

ただ、ほお骨の特効ポイントは、探しても見つからないこともあります。ほお骨のいちばん高いところ辺りを押しても、必ず自動的に排便が始まるわけではありません。どうも、ストレスが高まり、腸の状態が悪化し、便秘がひどくなってきたとき、その特効ポイントが反応しやすいようです。

そのポイントが見つからない場合でも、ほお骨全体を押しもみすると、便意が生じる効果は確かにあります。

また、ほお骨の下線の辺りを親指の腹を使って上に押すと、プチプチとした、小さなしこりが見つかります。このほお骨の下線への刺激も、便意を生じさせる効果があります。

顔もみは、過敏性腸症候群に限らず、それ以外の便秘でお悩みの人にもお勧めです。ほお骨のいろいろな場所を押してみて、皆さんの特効ポイントを探してみてはいかがでしょうか。

ただし、その特効ポイントにぶつかると、自分の意志にかかわらず、一気に出てしまうケースがあります。ですから、この顔もみは、トイレの便座に座って、完全に排便態勢に入ってから始めましょう。

ナガタクリニック院長 長田裕先生の解説

顔もみによるほお骨部分の皮膚への刺激は、三叉神経(脳神経の中の最も大きい神経)を通して、脳幹部の自律神経(内臓や血管などを調整する神経)の中枢に届きます。

ここには、胃や腸を支配している神経(迷走神経核)があるので、顔もみを行うと、その刺激が迷走神経を介して大腸に届き、それが便意を促進したと考えられます。

 

 

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