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腸内フローラをよくするため夏でもお風呂に入り玉ネギを食べる

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夏でも湯ぶねにつかって体を温める

末永く健康で元気に生きるために、私たちが最も気を使うベき相手は腸内細菌です。そのことは、近年の研究によって明らかになりつつあります。

腸内細菌は、病原菌を排除して食物を消化し、ビタミンを合成してくれます。人が病気にならないため、体内では免疫が常に機能していますが、免疫の働きのおよそ70%を腸内細菌が担っています。

ですから、腸を整え、そこに棲む細菌たちを元気にしてあげれば、宿主である人間も元気になれるのです。

これから、だんだん温かくなる季節、こうした暑い時期だからこそ、腸内細菌を元気づけて、いわゆる腸内フローラをよくするため、皆さんに心がけてほしいことがあります。

それは、就寝前の入浴です。夏になると、湯ぶねにつからず、シャワーだけで済ませてしまうかたも多いでしょう。しかし、夏でも湯ぶねにつかって体を温め、それから寝ることをお勧めしたいのです。

 

 

ミトコンドリアエンジンを活性化させることが必要

私たちの体には、エネルギーを産み出す二つのしくみがあります。それが、解糖エンジンと、ミトコンドリアエンジンです。

地球上に生命が誕生したとき、私たちの祖先となる生物は、無酸素と低温の環境で、解糖エンジンを働かせて生きている単細胞生物でした。解糖エンジンは、高糖質、低酸素、低体温の環境でよく働きます。これは、また、ガン細胞が好む環境でもあります。

一方、ミトコンドリアエンジンは、地球が酸素に覆われ、地表の温度が高くなるなかで築かれたエネルギー系です。ミトコンドリアエンジンが活性化するのは、低糖質、高酸素、高体温の環境で、先の解糖エンジンとは正反対です。

50代以降のかたは、ガン細胞の増殖を許さないためにも、解糖エンジンをなかべく働かせず、ミトコンドリアエンジンを活性化させることが必要です。

ガン細胞の成長を許さない

この点から、1日1回、温かいお湯につかり、体温を上げることは、ミトコンドリアエンジンを活性化するとともに、ガン細胞の成長を許さないことにつながります。そして、それはまた、腸の働きを高め、免疫力を高めることにつながるのです。

腸は、たえず食物を消化し、病気から体を守るために免疫細胞を育てています。常に、持続的なエネルギーを使って、消化や免疫機能の活性化に努めています。これには、持久力に優れたミトコンドリアエンジンがスムーズに動き続けていることが不可欠です。

夏になると、室内には冷房がきくようになりますし、冷たい飲み物、冷たい食べ物をとる機会が多くなります。気温の暑いわりに、体は、かえって冷えてしまっていることが多いのです。そうした環境だからこそ、入浴して体を温めることが大事になります。

副交感神経のスイッチが入り腸が活性化!

寝る前に入浴することにも、大きな意味があります。

私たちの意志とは無関係に、内臓や血管の働きをコントロールしているのが、自律神経です。自律神経には、主に昼間に優位となり、アクティブな活動を支える交感神経と、夜に優位となり、いわゆる休息の神経である副交感神経の二つがあり、両者はバランスを取り合いながら働いています。

実は、腸というものは、夜間に副交感神経が優位のときに、その働きが活性化されます。

寝る前に入浴すれば、心身ともにリラックスすることができます。特にぬるめのふろにゆっくり入ることで、副交感神経のスイッチが入りやすくなるはずです。体が温まり、心身ともにリラックスすれば、夜、眠っている間に、副交感神経が活性化し、腸がよく働くようになるでしょう。

また、よい腸内細菌をふやし、腸内環境を整えるために、食事も重要です。例えば、夏だからといって、冷たい物ばかり食べるのはお勧めできません。今までお話ししてきたように、体を冷やし、おなかを冷やせば、それだけミトコンドリアエンジンが働きにくい環境になってしまうからです。

お勧めはマネギなどの根菜類

この点から、お勧めしたいのが、タマネギなどの根菜類です。東洋医学的な考え方では、食物は、体を冷やす食べ物と体を温める食べ物に分けることができます。タマネギなどの土の下にできる食べ物は、体を温める陽性の食品とされています。

かつ、タマネギなどの根菜類は、食物繊維も豊富です。食物繊維は、腸内環境を整えるのに非常に大切な役割を果たしてくれます。

ちなみに、食物繊維は、水溶性のものと、不溶性のものの2種類に分けられます。腸内細菌は、ことに水溶性の食物繊維をより好みます。自らのえさにしやすいからです。

腸内細菌をふやすには、水溶性の食物繊維を含む食品を積極的にとることが効果的です。この点でも、タマネギなどの根菜類には、水溶性の食物繊維が多く含まれていますから、腸内細菌をふやすのに役立ちます。

就寝前に入浴して、根菜類をよく食べて、腸内細菌をふやしてあげましょう。

 

 

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