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「ふんばり過ぎ」は危険!3分がんばって駄目だったらあきらめる

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直腸が下に落ち込みやすくなる

便秘の人はなんとかして便を出そうと、トイレに長時間こもりがちです。

しかし、東邦大学医療センター大森病院総合診療科教授の瓜田純久先生は、「3分以上はトイレにいないように」とアドバイスしています。

というのも、トイレで便器をまたいで、きばる姿勢を長く続けていると、直腸(大腸の最下部)の一部が、肛門管(肛門の下線から、肛門粘膜が直腸粘膜に移行するところまでの長さ3cmほどの部分)にグッと入り込むような形になってしまうことがあるからです。

直腸の3分の1ほどは、周りの筋肉などで固定されていますが、上のほうは固定されずにプラプラしています。

排便時には腹圧がかかり、直腸が収縮し、内外の肛門括約筋(肛門を広げたり締めたりする筋肉)が弛緩します。これはつまり、直腸が下に落ち込みやすくなる状態です。

本来は、直腸が落ち込まないように「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉群が下から支えています。

しかし、高齢になるにつれ、骨盤底筋群がゆるみ、支える力は弱まってきます。

3分であきらめ次を待つ!

女性では、出産を機に骨盤底筋群が弱ってしまうこともあります。

そして、落ち込んだ直腸が肛門管内に入り込むと、実際には便がないのに、いつも便意を感じるという状態になってしまうことがあるのです。

さらに、便失禁や出血、肛門痛などの原因となることもあります。

ですから、「ふんばり過ぎ」は危険なのです。

瓜田先生は、3分がんばって駄目だったらあきらめ、次の便意が起こるタイミングを待つように指導しています。

余談ですが、肛門括約筋や骨盤底筋群を鍛えることも、便秘に悩んでいる人には大事なことです。ふとしたときに、肛門をすぼめるなどの動作を意識的に行ってみるのもよいでしょう。

 

 

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