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便秘を改善する食べ物・飲み物

プルーンヨーグルトで腸内環境を整えて便秘や停滞腸を改善し病気を予防

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排便に問題のある人は1000万人を超える

国民生活基礎調査によると、慢性の便秘で悩んでいる人の数は、1998年には人口1000人当たり、女性46・7人、男性18・6人でした。しかし、2010年には、女性50・6人、男性24・7人にふえています。

便秘と答えるのが恥ずかしい人や、便秘の自覚がない人、子供を含めると、さらに多くの人が便秘だと推測できます。

また近年、ある程度、排便はあるものの、おなかが張ったり残便感があったりなど、腸の運動(ぜん動運動)機能が低下している人も、増加しているのです。

このような状態の腸を、東京都立川市にある松生クリニック院長の松生恒夫先生は、「停滞腸」と呼んでいます。停滞腸の人を含めると、排便に問題のある人は、1000万人を超えるのではないでしょうか。

 

 

生活習慣病の予防には食物繊維の摂取量をふやす

腸の運動が弱くなると、消化・吸収・排泄がうまく行われず、本来排泄されるはずの老廃物や毒素が、長期間体内にとどまることになります。この状態が続くと、肌のトラブルや腹痛などを招くほか、大腸ガンになる可能性が高くなるのです。

かつて、ガンの中で死亡原因のトップだったのは、胃ガンでした。ところが、2011年には、大腸ガンが死亡原因で女性の1位、男性の3位まで増加しているのです(独立行政法入国立がん研究センターがん対策情報センター「最新がん統計 部位別がん死亡数」より)。

また、腸には脳に次ぐ数の神経細胞があることがわかり、その一部が脳から独立して働くという、米・コロンビア大学のマイケル・D・ガーション博士の研究によって、腸は「第2の脳」といわれるようになりました。

このため、腸の働きとうつ病の関係も注目され、自律神経や免疫機能と深い関係にあることも明らかになっているのです。

腸内環境を整え、腸の働きを正常にするのが、生活習慣病の予防にとても大切になります。それには、食生活を見直すこと、特に食物繊維の摂取量をふやすことです。

2種類の食物繊維をバランスよく含む

ところが、日本人の食生活は、ここ40年ほどで激変しました。特に、食物繊維の摂取量がほぼ半減しているのです(厚生労働省の国民健康・栄養調査より)。

食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維に分けられます。水溶性食物繊維は、腸の善玉菌のエサとなって腸内環境を整え、血糖値の急激な上昇や血中コレステロール値をおさえる働きがあります。不溶性食物繊維は、水分を吸収して便を適度にやわらかくし、便のカサをふやし、ぜん動運動を促します。

食物繊維は「第6の栄養素」といわれ、腸内環境を整え、便秘や停滞腸の改善が期待できる重要な成分なのです。

食物繊維を多く含む食品でお勧めなのが、プルーンです。特に、ドライプルーンは食物繊維が豊富で、水
溶性と不溶性の割合がほぼ1対1と、バランスよく含まれています。また、ペクチンなどの水溶性食物繊維が、リンゴの約11倍もあるのです。

おやつ感覚でいつでも食べられる

また、プルーンには、ソルビトールという、吸収に時間のかかる糖質も含まれ、ペクチン同様、ぜん動運動を促します。さらに、カリウム、ビタミン、抗酸化物質なども豊富で、便秘以外の効果も期待できるのです。

プルーンは生やドライなど種類はさまざまです。なかでもドライブルーンは、スーパーやコンビニなどで手軽に購入できます。生の約4倍の食物繊維が含まれ、おやつ感覚でいつでも食べられるのが、とても優れた点です。

松生クリニック院長の松生恒夫先生も診察の合間に、ドライブルーンを毎日2、3個は食べています。不規則になりがちな食生活でも、便秘などのおなかの不調はほとんどありません。1日2、3個なら、便がやわらかくなりすぎることもないのです。

EUでも腸の健康への効果が認められた

プルーンは昨年、EFSA(欧州食品安全機関)の厳しい基準をクリアし、EU版の特定保健用食品として「腸の健康に貢献する」と認められたので、安心して召し上がれると思います。

また、プルーンはヨーグルトといっしょにとると、さらによいでしょう。ヨーグルトの乳酸菌がプルーンのペクチンをえさにして善玉菌をふやし、腸内環境をよくしてくれるからです。

なお、便秘外来のある松生クリニックでは、慢性便秘の患者さんの7割が、腸の冷えを訴えています。腸の冷えが便秘を招くため、ヨーグルトは常温で食べるようにしてください。

腸の状態は、即、健康につながります。腸内環境を整えて便秘や停滞腸を改善することが、大病の予防に重要です。そのためにも、ぜひ、プルーンのような高食物繊維の食品を日ごろからお役立てください。

 

 

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