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便秘について

便秘の改善には副交感神経の働きを高めること

投稿日:1月 27, 2017 更新日:

現代人の夜型生活が便秘を招いている

自律神経のバランスを整えるためには、朝の過ごし方がとても重要です。そして、充実した朝を過ごせるかどうかは、夜の過ごし方にかかっているともいえます。では、夜は、どのように過ごせばいいのでしょうか。

副交感神経は、夜中の0時過ぎに活動のピークを迎えます。その時間帯に、腸の活動が最もさかんになるのです。いわば、この時間帯が、「腸のゴールデンタイム」といってもいいでしょう。

そうしたわけで、腸のぜんどう運動をよりよく促すためには、0時にはすでに眠っていることが望ましいのです。現代人は、夜型の生活をしている人のほうが多いと思いますが、こうした現代の生活スタイルが、多くの便秘の患者さんを生んでいるといってもいいかもしれません。

できるなら、生活を夜型から朝方へとシフトすることが理想的です。

寝る3時間前には夕食を済ませておくこと

とはいえ、それはそう簡単ではありません。時間に追われ、多忙な生活を送っている人にとって、夜0時に眠っている生活スタイルというのは、「それができればねえ」という話かもしれません。夜更かしの癖が直せない人や、仕事や家事などで、早く就寝できない人もかなり多いはずです。

では、そのような人は、どうしたらいいでしょうか。

ここで重要になるのが、寝る3時間前には夕食を済ませておくことです。食事をすると、交感神経の働きが高まります。その後、副交感神経が優位になるには、3時間ほどの時間が必要になるのです。つまり、食後すぐに寝ると、交感神経が優位なまま眠ることになってしまいます。

すると、副交感神経の働きによって行われる腸での消化、吸収が不十分になり、便秘になりやすくなります。ですから、副交感神経にシフトチェンジしてから、つまり食後3時間たってから眠ることが大切です。例えば、午前2時に就寝するとするなら、遅くとも午後11時には食事を終わらせましょう。

副交感神経の働きを高めることをする

また、睡眠不足も便秘の大敵です。

寝ている間に、胃腸によって食べた物の消化、吸収が行われます。それが、睡眠不足になると、消化、吸収にかける時間が足りず、消化しきれない物が残ってしまうことになります。それが、また、便秘を引き起こす誘因となるのです。

それに、睡眠不足になると、自律神経のバランスがたちまち乱れだします。徹夜すると、本来、副交感神経が優位に働くべき夜間の時間帯に、交感神経が優位な状態がずっと続くことになります。

こうして副交感神経が優位にならないまま、交感神経が高まる朝の時間帯になってしまうと、何をしても副交感神経の働きが上がらない状態になってしまうのです。

人によって、必要な睡眠時間は、かなり個人差があるものですが、少なくとも5、6時間は眠るようにしたほうがいいでしょう。

また、よい睡眠を取るためには、ぬるめのお湯で半身浴を行うことが勧められます。お湯の温度は、38~40度のぬるめ。お湯はみぞおちより下にくるようにして、心臓を圧迫しないように心がけます。熱いお湯につかると、急激に体温が上がって、交感神経の働きが高まってしまいますから、注意してください。

のんびりとぬるめのおふろに入るのがベスト

こうして、ぬるめのお湯に15分ほどつかり、半身浴を行うと、深部の体温がゆっくりと上がっていき、それとともに副交感神経の働きも高まっていきます。

入浴後は、パソコンなどの強い光を見つめることは避けます。これも脳を覚醒させ、眠りにつきにくくするからです。そして、一時間くらいのうちに就寝します。半身浴の効果で、スムーズに眠ることができるでしょう。

さらに、眠る前の癒しにこだわれば、これも睡眠中の副交感神経の働きを高める効果が期得できます。例えば、アロマ (よい香り)をかぐ、音楽を聴くなど、自分が癒されると感じることなら、なんでもかまいません。

ただし、癒しよりも、「好き」な要素が強いものになると、交感神経が優位になってしまいますからしよく考えて、癒しを選ぶ必要があります。

運動は、腸にも刺激を与えて、便秘解消の手助けとなります。しかし、ジョギングや筋トレのような息が上がる運動は交感神経の働きを高めてしまうので、朝ならまだしも、夜は避けたほうが無難でしょう。

その意味では、夕食をとって30分ほどたってから、のんびりとぬるめのおふろに入るのがベストです。

副交感神経を高めるためには、いろいろな方法があります。実際に試してみて、自分に合った方法を見つけるといいでしょう。

 

 

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